大手インターネット通販サイトのAmazonは、Apple TVやChromecastのリリースに伴い、同製品の販売を取りやめることがわかった。
9月上旬にAppleからApple TV、下旬にGoogleからChromecastが発表されたばかりだがAmazonがリリースした「プライム・ビデオ」がこれらの製品に対応していないため、販売を取りやめるそうだ。プライム・ビデオはAmazonが8月に発表したプライム会員が視聴できるビデオストリーミング配信サービスだ。
現在、マーケットプライスでAppleTVとChromecastを出品している小売業者にはAmazonから販売をやめるよう通達が届いてるようだ。また、既に新規出品はできなくなっており、現在出品されている在庫は10月29日にAmazonから削除される。
Googleが発表した新しいChromecast
Appleが発表した Apple TV
プライム・ビデオに対応しているRokuやXbox One、PlayStation 4は取扱いに変更はないとしている。
また、これを報道したブルームバーグは、実店舗があり、インターネット販売ルートを持っているAppleより、独自の販売ルートが少ないGoogleに与えるダメージが大きいとみている。Amazon自身もモニターやTVに挿すだけでメディアをストリーミング再生できる「Fire TV stick」を販売している。
今後、AppleTVやChromecastでプライム・ビデオが視聴できるようになれば、再び販売が再開されるかもしれない。
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